副業解禁とコロナの不景気も重なり、投資やビジネスに興味を持つ方も増えてきましたね。
個人でも簡単にネットショップを立ち上げることができるようになりましたし、これを機に始める/ 始めてみたいと思う方も多いのではないでしょうか?
ただ、いざ始めようと思っても何から手を付けたら良いか分からないですよね・・・
ネットショップのECサイトを決める
まずはどのECサイトでネットショップを始めるか決めましょう。有名なサイトはこのあたりでしょうか?
- BASE⇒月額無料・決済手数料6.6%+40円
- STORES⇒月額無料プランあり・決済手数料5%
- カラーミーショップ⇒月額834円~・決済手数料4%~
- MakeShop⇒月額7,000円~(長期割の場合)・決済手数料4~5.5%+クレジット月額利用料3,800円
月額費用がかからないECサイトと有料だけどその分機能が充実しているECサイトなど様々あります。自分に合ったECサイトに登録してくださいね。
BASEのショップサイト開設方法は【無料で開設】BASEを使ったネットショップの作り方にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
費用を抑えるならBASEかSTORES

ネットショップ開業準備チェックリスト
上記でECサイトを決めたら具体的に以下の準備をしましょう。
- 独自ドメインのメールアドレス設定
- 電話番号
- 銀行口座
- クレジットカード
- ネットショップURL
- 古物商許可証の申請
- 会計ソフトの導入
① 独自ドメインのメールアドレス
もちろんGメールなど無料のものでも良いですが、ネットショップやショップブログを始める場合は独自ドメインを取得していると思いますので、オリジナルのメールを作成した方が良いでしょう。
ドメイン取得方法は下記で説明していますのでご覧ください。
「ワードプレスでブログを始めたいけど、何からスタートさせてたらいいんだろう?」このような疑問を解決するべく、この記事ではワードプレスでブログを始める方法を解説しています。手順としては大きく分けて4つです!どれも簡単に設定できますので[…]
② ビジネス用携帯番号
個人用携帯と分けずに運営する方はご自身の番号を入力すれば良いのですが、私は公私分けたいタイプなのでビジネス用として新たに番号を取得しました。
おススメは楽天モバイルのeSIMを発行し、iPhoneに副回線として登録する方法です。こうすることで1台でメイン・サブと番号を分けられますし、2台持ちの必要もないので楽ですね。
楽天モバイルはキャンペーンで月額費用が1年間無料なのもビジネスを始める初期段階ではありがたいです。楽天モバイルについて設定等の詳しい情報は楽天モバイルのeSIMを発行しiPhoneで2つ番号を設定する方法 に記載していますので合わせてご覧ください。
立ち上げたばかりの段階では、使用頻度も低いでしょうからなるべく経費がかからない方法で始めたいですね。
③ ビジネス用の銀行口座
確定申告の際に収支の帳簿を付ける際振り分けしづらいので、しっかりビジネス用は分けておきましょう。ネットバンクで簡単に口座は作れますし、銀行ごとに条件達成で他行振込手数料やATM利用手数料が無料になりますので便利ですよ。
ネットバンクでおススメなのは、楽天銀行・住信SBIネットバンクまたはジャパンネット銀行あたりですね。
④ ビジネス用クレジットカード
こちらは必要に応じて準備するので良いと思います。
私は入出金を分かりやすくしたいので、手持ちのクレジットカードの中でプライベート用とビジネス用に分けています。主にネットショップやブログ運営に必要なサーバー・ドメイン代やビジネス用携帯電話の支払いにビジネス用クレジットカードを登録しています。
今後仕入れや経費の支払いが多くなる人はクレジットカードを持っておくと便利ですね。
ただ、ビジネス用クレジットカードは新たに作成しなくても問題ないので、最初は今手元にあるクレジットカードの中でやりくりするので良いでしょう。
⑤ ネットショップURL
ECサイトでショップを作成する場合は、そのECショップURLを利用することが可能です。
ECサイトのものを利用する場合は、URLにstores.jp/ thebase.inなど付きます。(例)https://ショップ名.stores.jp/ thebase.inみたいな形です。
BASEでは独自ドメインでのショップサイトURLを無料で利用できますので、独自ドメインさえ取得していればのショップURLに変更できます。
⑥ 古物商許可証
この許可証は非常に重要なので該当する方は必ず取得してくださいね。
古物営業とは、古物営業法第2条第1項で次のように定義される。
- 古物を売買し、若しくは交換し、又は委託を受けて売買し、若しくは交換する営業であつて、古物を売却すること又は自己が売却した物品を当該売却の相手方から買い受けることのみを行うもの以外のもの
- 古物市場(古物商間の古物の売買又は交換のための市場をいう。以下同じ。)を経営する営業
- 古物の売買をしようとする者のあつせんを競りの方法(政令で定める電子情報処理組織を使用する競りの方法その他の政令で定めるものに限る。)により行う営業(前号に掲げるものを除く。以下「古物競りあつせん業」という。)
引用元:Wikipedia
簡単に言うと、新品未開封の商品を購入し転売する際は一度人の手に渡ったその商品は中古として扱われます。よって転売目的で売買する際は古物許可証の取得が必要になります。
衣類や書籍、時計、小物など幅広い商品が該当しますので、事前に確認しておくことが必要です。
こちらに関しては【個人の方向け】古物商許可申請書の提出方法と書き方を徹底解説で詳しく解説しています。
取得までは40日前後かかりますので、早めに準備しておくことをおススメします。
⑦ 会計ソフトの導入
立ち上げたばかりの頃は収益もままならず、月額費用だけ払い続けるのもキツイので会計ソフトにお金をかけたくありません。
仕分け数が少なく、個人で始める方はまず無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告 を使用するのをおススメします。一定の利用方法であれば利用期間に関係なくずっと無料で使えるからです!
無料で使える機能としては以下の通りです!
- 仕訳件数:50件/年まで
- 白色・青色申告書の作成可能
- メールサポート(※有料会員優先)
- 法令改正も対応
基本的に個人事業主も帳簿をつけないといけませんので、まずはマネーフォワードの確定申告で帳簿付けをしてみてはいかがでしょうか?
低コストでネットショップはできる
最後に初期投資を抑えて始めるプランをまとめてみました。
ECサイト | BASE | 登録無料・月額0円 |
ビジネス用電話代 | 楽天モバイル | 初期手数料3300円・月額0円(1年間) |
ドメイン代 | エックスドメイン | 年間286円 |
古物商許可証 | 申請書+身分証明書代 | 19000円+300円 |
口座・クレジットカード | 楽天銀行・カード | 月額0円 |
会計ソフト | MFクラウド確定申告 | 月額0円 |
合計 | 22,886円 |
小さく始めて大きく育てる

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EC以外の外部連携してAmazonや楽天でも販売してみたいな・・・
色々とこだわりたくなると思います。ただ、「あれもこれも」とこだわってしまうとキリがありません。
その分費用も高くなりますし、ビジネスを始めて費用対効果がすぐ出るとは限りません。
なので最初のうちはできる限り抑えた方が良いでしょう。
ショップを作っても誰も見に来てくれないのでモチベーションが下がりそうですが、SNSを上手く活用して、より多くの人に立ち寄ってもらえるショップを目指してお互い頑張りましょうね!