ベトナムのホーチミンで働きたい人へ向けた役立つ現地事情

2019年の年末に東南アジアのベトナムから日本に本帰国しました。

丸5年間、現地採用としてホーチミンで働いた経験を活かし、これから海外生活を目指す方に少しでも現地の生活や働くイメージをお伝えできればと思い、今回は経験談をまとめています。

この記事は現地で働きたい人向けに役立つ生活情報をメインで書いていますので、旅行者向けの情報(おすすめのレストラン、ホテル、観光スポットなど)はまた別の機会にたっぷりとご紹介できればと思います。

 

えみり
不明点や気になることがあれば遠慮せず聞いてくださいね
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ベトナム就労VISA(ビザ・レジデンスカード)

ベトナムに一定期間滞在する外国人は全員滞在許可証(ビザ)が必要です。

ビザにも目的によって種類が異なりますので、働く人は就労ビザを取得してくださいね!間違っても観光ビザで働かないように注意してください。出国してビザを取得し直す手間がかかります。

ビザの取得方法と必要書類はベトナム観光ビザと就労ビザの必要書類と取得方法をそれぞれ解説で詳しく解説しています。

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ベトナムは外国人が滞在するために取得するビザの種類が目的によって異なります。ビザの種類を間違えると働けなかったり、種別を書き換えのために一旦出国を余儀なくされますのでご注意ください。本記事ではベトナムビザの種類と取得場所、手数料[…]

ベトナムビザについて

 

労働許可証(ワークパーミッド)

働く上で必ず必要なのが労働許可証です。まずこれを取得しないと働くことはできません。

こちらは必要書類や申請方法など ベトナムの労働許可証(ワークパーミット)に必要な書類と取得方法に詳しくまとめていますのでご覧ください。

参考記事

ベトナムで働くには滞在許可証(ビザ・レジデンスカード)と労働許可証(ワークパーミット)が必要です。目的はそれぞれ異なり滞在許可証は住むために必要な許可証で、労働許可証は働くために取得しなければなりません。本記事ではベトナムで働く[…]

ベトナムの労働許可証

 

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ホーチミンで働く

海外で働く人は何パターンかに分かれます。

まずは日本の会社から選ばれし駐在員、現地の企業に雇用される現地採用者現地で起業する社長フリーランス

私の場合は上記でも申し上げたように現地採用でしたので、現地採用として働く目線で書いています。

ホーチミンでの仕事探し

日系の転職エージェントは多数ベトナムに進出していますので、まずはいくつか会員登録をしましょう。

日本の転職と同じで、登録から内定まで全て無料でサポートが受けられます。会員登録をすると自分でも幅広く求人を探すことができますし、後に担当者から連絡が来ます。

担当者とスカイプ面談または会社訪問して希望職種や条件等を伝えると、すぐに様々な求人を紹介してもらえます。私の場合は、全部で4社ほど利用しました。

求人の多くは日系企業を担当する営業職で、事務職の求人はほぼ無いと思ってください。また求人は流動性がありますので、条件等が良い求人はすぐに決まってしまいます。興味のある求人を見つけたら、早め応募しましょう。

私がこれまでに受けた面接は一切堅苦しいものはなく、なぜベトナムで働きたいのか、どんな生活をしているのか、どのくらいホーチミンにいる予定なのか、など長く働く意思はあるかを聞かれることが多いので、あなたの情熱を伝えてください。

えみり
企業側からすると、せっかく採用したのにすぐ日本へ帰られてしまうのは困りますからね。長く働く意欲のある人が採用されやすいです!
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福利厚生と条件

市内勤務の場合は、月曜から金曜の9:00~18:00(1時間昼休み)、外国人向けの医療保険の加入、社内のおかし、飲み水、電子レンジ、冷蔵庫などは使用可能。私はその他通勤手当や携帯支給などはありませんでした。会社によってはランチ代の支給もあるようです。

通勤はバイクでもタクシーでも問題ありません。私はタクシーや配車アプリのGrabを利用して通勤していました。

ホーチミンには製造業の拠点が郊外に多数あり、工場勤務などの場合は、月曜から土曜の7:00~16:00などが多いです。工場までは距離がありますので渋滞を避けるために、早朝に社用車で工場に向かい、そこでベトナム人スタッフと一緒に昼食を取り、夕方帰宅する感じです。工場勤務の人は会社から支給される作業着で働くところもあります。

ベトナム人と一緒に働く上での心得

まず、頼んだ仕事がができる・できないに関係なく、とりあえずOK!あるいはYES!と返事が返ってきます。あまりその返事を真に受けないで、自分で業務管理した方が良いですね。ある程度疑う心を持つことをおすすめします。

対策としては、事前に進捗状況をメールと口頭で確認する、伝えたことを理解してくれているか確認し合うために仕事の進め方を話し合うようにしましょう。

過去に経験した一例を挙げますと、ある仕事に対して締め切りをその週の金曜日までとメール&口頭で伝えたところ、快くOK!と返事が来ました。安心して任せていたのですが、締め切りの金曜日午前が終わっても一切連絡がありません。状況を聞いたところ「今日はできないから来週月曜に渡します」とだけ返事が来ました。

こちらからすると、なぜもっと早く教えてくれないんだ!と焦りや怒りが沸き起こりますが、そこは一旦トイレで気を落ち着かせます。笑

ここで怒るとそれ以降仕事をしてくれなくなりますから。途中までの資料を受け取り、残りは泣く泣く残業して自分で終わらせました。

えみり
仕事が増え苦しむのは自分なので、この事件以降は時間には余裕を持って計画するようにしています

ベトナム人はとても自信家で努力家でもあります。自分の意見や考えを曲げることはありませんので、一緒に仕事をするスタンスとして、こちら側から歩み寄る、または物腰柔らかくお願いする。これが鉄則です。たとえその考えが間違っていたとこしても謝ることはしません。

ホーチミンで働く日本人の場合、営業先は日系企業の担当者(つまり日本人相手が多い)、一方社内の業務担当者はベトナム人という、間に挟まれる役割の人がほとんどです。従って今よく言われている互いの「働き方」が違うことを理解した上で業務スケジュールを組むことをおすすめします。

最後にスタッフ1人に話した情報(特に私生活)は、その日のうちに社員全員に知れ渡る。これは私も驚いたのですが、ベトナムに来てまだ日が浅い時、生活面で悩んでいたことがあり一番仲良しのスタッフに相談していました。あまり他のスタッフには広めたくなかったので、1人だけに相談していたのですが、知らぬうちに気づけば全員が知っていたということがありました。

対策として、やみくもに私生活は話さないこと。話す場合は、広まっても良いという前提で話をすること。

給与やボーナス

私が渡越した当初より今の方が状況は良いとは思いますので、参考までに読んでください。

初めてベトナムで働く日本人の給与相場は、営業職でだいたい1,000ドル~1,500ドル(+インセンティブ)からでした。年齢や経験にもよりますが、ポテンシャル採用からスタートする人がほとんどです。資格保有者やベトナム語ができる人は、2,000ドルからスタートなど好待遇の求人ももちろんあります。

給与は、Gross(グロス=額面)とNet(ネット=手取り額)で手取り額が変わりますので、どちらで記載されているか予め確認しておきましょう。

私の場合は、運よく事務職のポジションを見つけて1,650ドル(グロス)からスタートしました。初年度はもう日々生活していくだけで精一杯でしたね。毎日自炊してお弁当も持参したりと節約しながらの生活でした。

ですが、ベトナムで働く良いところの1つとして、昇給率が良く毎年10%前後上がったこと。その結果、最終的には2,500ドルまで上がりました。それでも物価の上昇が著しい発展途上国なので、贅沢な生活とは無縁でしたね。

たとえスタート時の給与が低くても、上司に交渉したり勤続年数を重ねていくうちに昇給していくことも可能ですので、給与面だけで決めないで、長く働ける会社を探してください。

えみり
外国ならではだと思いますが、私も一度事務所長に給与の交渉をしました。他のスタッフも年1回の上司との面談で交渉するそうです。

次にボーナスですが、現地採用者は雇用契約にその他定めがない場合、原則的に年1回のテトボーナスというものが支給されます。ボーナス額は、給与1か月分で旧正月前(だいたい1月後半~2月中旬まで)に支給されます。

ただ、例外として企業の業績にも左右されますので、必ずしも支給が確約されたものではありません。ご注意ください。

これからベトナムで働きたい方へ

この記事を最後までお読みくださった方は、きっとこれから海外生活(特にベトナム・ホーチミン)を目指している方がほとんどだと思います。この記事が少しでもあなたの背中を押す勇気に繋がれば幸いです。

何事も始まる前は誰でも不安や期待が交互にやってきて情緒不安定になります。落ち着かないでしょう。ましてや日本を飛び出し、知り合いもいない、言語も分からない国で1人生活していくわけですし。私も決断し、最初の一歩を踏み出すまでは本当に悩みました。

悩んだままでは何も始まりません。失敗したっていいじゃないですか。

その経験全てが後にあなたの生きる財産になると私は思っています。

私は皆さんの決意を応援しています!頑張ってくださいね。

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