ベトナム駐在ってどうなの?生活や給与を含め気になる疑問を徹底解説

えみり
以前、ベトナム・ホーチミンでの仕事や暮らしについて、現地採用者からの目線で詳しくご紹介しました。
「駐在員の仕事や生活についても教えてください!」との質問を読者の方から頂いたので、今回はホーチミン生活でも特に仲良くしていただいた30代の駐在員の方に直接聞いてみました!赤裸々にお答えくださったので、かなり参考になるのではないでしょうか?
  • 本記事はホーチミン駐在員目線での生活面について紹介しています。「駐在員として」あるいは「現地採用として」果たして自分はどっちの形態で海外生活をしたいのか、比べる判断材料の一つになれば幸いです。
今回はQ&Aみたくインタビュー形式で記事をまとめております。前回と違って読みやすいかも!笑
現地採用編をまだ読んでいない方は、ベトナムで働くってどうなの?5年間ホーチミンで現地採用として働いた当サイト管理者が経験談をぶっちゃけるをご覧いただくと比較しやすいかと思います。
それでは駐在員としての仕事や生活情報スタート!
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駐在員の生活面

まず初めに駐在員として現地の滞在許可(ビザ)を取ることから始まります。ここは駐在員として働く全ての外国人が該当しますので大切ですよ。

ビザに関する疑問

質問① ビザの取得はどうするの?
ベトナム入国には14日間以内の滞在であればノービザでの入国も可能ですし、各企業さんの就労形態によるかと思いますが、納税などの関係も含めて基本的には当然就労ビザ(LD)の取得をされます。

駐在員を派遣する日本企業のほとんどは現地法人の会社を立ち上げていますので、ビザの取得を含め総務関係のほとんどは現地のベトナム人スタッフが対応してくれるはずです。もちろん私の時も実際はそうでしたので、正直これと言った苦労があるのかはわかりません。。

 

質問② ビザの取得に必要な条件は?
ここ最近、ベトナムに限らず東南アジア諸国で就労ビザを取得するには、大まかに以下2つの条件をクリアしなければならないようですね。
  1. 4年生大学を卒業していること
  2. 学歴、社歴としてある一定のその国の産業、発展に貢献できる知識・経験があること

そのため、特に手に職を持つわけでもない私は、20代で駐在生活を開始しておりまして、当時すでに部長職という肩書を口実として、就労ビザ取得の申請をし、無事に受理されておりました。ここが海外駐在員の面白い世界でもありますよ。日本では20代の若造が部長職に昇り詰めるなど、到底あり得ないことですからね。。。笑

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日々の移動手段

ベトナムは様々なメディアなどでも取り上げられているのでご存知かもしれませんが、非常にカオスな独特の交通ルールを持ったバイク文化です。(『独特』って傷つけないいい言葉ですよね・・・)。

車道、歩道を問わず、進行方向も無視して縦横無尽にバイクが行きかいます。今でこそ、ハノイやホーチミンなどの都市部ではヘルメット着用の義務化や、罰金の厳罰化などもあり『ある程度』強制力のある正しいルール化はされていますが、まだまだ地方にいけば無放地帯です。

 

質問③ 社用車で通勤するって本当?
駐在員は基本的に社用車が付くことが多いですね。特にハイクラスな駐在員にもなると、公私で自由に使える社用車(なんと専属ドライバー付き)が1人に1台用意されている人もいらっしゃいました。まあ、私の会社は工場を回ることも多かったので、もちろん駐在員同士で相乗りでしたよ。。
あるいは事前に会社からタクシーカードを支給されて、タクシー通勤する方もいらっしゃいましたね。この場合は、もちろん休日の利用も問題なく使えるので、タクシーカードを支給されている友達を羨ましく思いましたね。
質問④ 例え休日でさえもバイクに乗っちゃいけないって聞いたけど・・
そのような駐在員が多いみたいですね。我々の会社でもバイクや自転車の運転はもちろん、バイクタクシーの利用、現地スタッフが運転する後ろでさえも乗ることを禁じられていました。そのため、移動はもっぱらタクシーです。
たまに休日ちょこっと乗りでバイクタクシーを利用してる駐在員も見かけますが、会社にバレたら最悪本帰国させられることもあり得ますので、あまり無茶はしないで規則を守った方が良いですね。

駐在員の生活費

ここは皆さんが一番気になる部分ではないでしょうか?

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駐在員向けの住居

質問⑤ 駐在員の住む家はやっぱ違いますか?
会社の規定や、家族帯同あるいは単身赴任など駐在形態にもよるかと思いますが、日本でいう高級マンションでの生活をされている方がほとんどですね。私を含め周囲の駐在員は家賃1500~2000USDほどのマンションで生活しています。
さらにこの高級マンションはサービスアパートとも呼ばれており、アパートに住み込みのお手伝いさんが決まった曜日に部屋の掃除、洗濯、食器洗いなどの家事全般を仕事に行っている間に終えてくれます。すごい贅沢ですよね!仕事から帰ったらいつもきれいな部屋で快適に過ごせるので、こういうシステムは良いな~と今でも思います。

1か月の主な固定費

質問⑥ 駐在員の家賃は会社持ちですか?
会社によりますが、だいたいは会社持ち。私の住んでいたマンションは1か月1,600USDでした。さらに光熱費(およそ毎月50USD)は別で支払いですが、こちらも会社負担だったので、住居に関しては固定費の自己負担ゼロでしたね。
中には規定の金額よりもオーバーしてホテルに隣接するサービスアパートで生活している人もいらっしゃいましたが、差額を自分で支払っていましたね。交渉する余地はありそうです!

駐在員の現地給与

質問⑦ 給与はどのくらい?どうやってもらってるの?
ここも会社によって形態が変わりますが、全額現地払いの会社と日本・駐在国に分けて振り込む会社とで分かれます。私の場合は後者でしたので、基本的に現地で頂く給与の範囲内で生活するように心がけていました。
実際の現地支給はというと1,700USDほどだったので、残った分で2か月に1度は国内外の旅行をしていました。さらに日本で支給される給料は据え置きだったので、やはり会社としても駐在員を守らないといけないという考えのもと、一般的にはかなり手厚い待遇であったと自負しております。笑
また、周囲の駐在員の話を聞いていても、同程度もしくはそれ以上の方が多かったように感じますね。
総括すると、これも当然企業によって異なりますが、駐在する場合に日本在籍時と比較すると、危険地手当や駐在手当などの保証も加味して、ざっくり1.5倍~2倍ほどになるのではないでしょうか!

 

駐在員の仕事

ここは、ぶっちゃけますとそれなりの責務を負わなくてはならないので、シビアですね。

日本本社と現地支社の板挟み

質問⑧ 海外での仕事ってハードなの?
仕事はやっぱり皆さん苦労されていますよね。私個人的には現地での苦労やストレスは、日本の苦労やストレスとは責任も含めて比べ物にならないとは思っていますが、駐在時の仕事はやりがいでいえば日本よりもはるかに高いものが得られると思っています。
駐在者の目的は日本本社からの出向という立場で行くため、現地会社の調査、日本本社との架け橋、現地スタッフの管理・育成などがメインになってきますので、対人とがっつり向き合う時間が多くなります。このやりがいを魅力に感じられる方はもの凄く駐在向きの人材の方だと思います!
もし駐在の辞令を受けてお悩みの方は、この点、自問自答していただきたいと思います。

4年間の駐在生活を終えて

質問⑨ 最後にこれから駐在員として海外へ旅立つ人に何かアドバイスはありますか?
『駐在』というとパッと華やかなイメージと、反対には島流し的なイメージを持つ方もいらっしゃるので様々かと思います。特に発展途上国の東南アジア・ベトナムとなると、やはりネガティブなイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、私は約4年の駐在期間で公私ともに様々な経験をして人生としても謳歌した期間と感じています。
日本に戻ってからの贅沢病から抜け出すのも大変でしたが、日本では出会えない異業種の方との交流、人や物との出会いなど、すべてが実りのある経験となるかと思いますので、辞令を受けた際は安心して、島流しと思わず、ベトナムという国に足を踏み出していただければと思います!以上、ありがとうございました。

任期があるからこそ成し遂げたい

駐在者するとなったら皆さんもちろん様々な野望を持ってそれぞれの駐在先へ踏み出されると思います。ただ、気負いは禁物です。一番成し遂げるべきことは、会社の責務を背負い、健康を任期を全うすることです。ほかの会社では駐在期間中にいわゆる『羽目を外し』過ぎて、強制帰国させられたという話も聞きます。海外ならではの狂犬病、デング熱、黄熱病などで帰国する方もおられます。その他予期せぬことが多々発生します。その中で、海外生活における食や言葉など文化の違いや、業務の重責などによるストレスに打ち勝ち、業務を全うすること、健康であることが優先事項と念頭においてください。そのうえで個人の成し遂げたい野望が出てくるかと思います。

私の場合、やはりベトナム、ないしは駐在先に『俺がいた!』っていう何かしらの爪痕を残したい気持ちはありました。(あとは出来るだけ遊ぶ!)ただなにより健康第一、安全第一という事だけは必ず成し遂げるべきこととご理解ください!現地採用と差をつけるわけではありませんが、駐在は何かあった場合基本後戻りはできませんからね!

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ベトナム駐在員の生活
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